ななぶんち!

子どもとの日常。備忘録。

子どもに「カブトムシの幼虫を捕まえたい」と言われたら。

こんにちは。

家事も育児も苦手主婦ななぶん(@nanabunno5)です(^▽^)ノ

先日、長男とカブトムシの幼虫を捕まえに行き、

見事5匹ゲットしてきたのですが(

カブトムシの幼虫を捕まえにいってきました - ななぶんち!

事前に準備しておけばよかった・・・と母として反省したことがありました。

虫好きの子を持つ、世のお母さまに

わたしと同じような失敗をして頂きたくないので(苦笑)

幼虫捕獲に行く際の準備リストや注意事項をまとめてみました!

 

  

1.事前に計画を練る

「明日捕りに行きたい!」「よし、行こう!」なんて勢いで行ってはダメです(笑)

まずはカブトムシの本を最低1冊は読むことをおすすめします。

ネットで調べても良いですが、本が1冊あれば、一緒にみて、注意点を確認することもできます。

親子で一緒に読んで、幼虫ゲットのイメージトレーニングをしておきます。

我が家では長男が図書館から大量に本をかりてきていたので、一緒に読みました。

 

【何匹育てたい?育てる頭数を決めよう】

幼虫を探しに行く前に、「何匹育てるか」 を決めておきます。親的にはここが一番大事!

我が家は事前に決めていなかったので、5匹も連れ帰るハメになりました…。

カブトムシの幼虫は、”掘り始めたら近い範囲で何十匹といた”ということが多いので

事前に親子で何匹にするか決めておかないと、

我が家のようにたくさんお持ち帰りしようと子どもは言い出します。

 

【幼虫の数と最適な飼育ケースのサイズ】

幼虫の数が増えれば、飼育ケースはどんどん大きいものが必要になります。

参考までに幼虫の数と飼育ケースのサイズを掲載しておきます。

幼虫の数 飼育ケースのサイズ
1 15cm
2~3 30cm
5~6 45cm×36cm

1つの飼育ケースにたくさん入れようとせず、2匹くらいだったら100円ショップで売っている小さい虫カゴを2つ用意するでも良いでしょう。

たくさんの幼虫の場合は、衣装ケースに空気穴をあけて飼育ケースにしても良いです。コスパも断然良いですしね。

衣装ケースを視野に入れたらオススメなのが、コミック収納ケースです!

天馬 コミック本 いれと庫 4904746386595 TENMA
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深くて細長いカタチで、幼虫が蛹室をつくった姿が観察しやすくなります♪

昆虫マットは飼育途中で交換することも見越して10Lで良いでしょう。

我が家の飼育ケース(サイズ:幅43.5×奥行34.5×高さ19.8cm)では10Lを一袋まるまる使いました。

昆虫マット B8 スーパーヘラクレスマット 完熟発酵 10L カブトムシ 幼虫飼育 お一人様8点限り 関東当日便
by カエレバ

昆虫マットのお値段はピンキリです。

ですが、一番安いものはパッケージをよく読んでみると、添加物がたくさんだったりします(汗)ドーピングして大きくする感じかな…と感じました。

ペットショップの虫好き店員さんには、完熟発酵マットをすすめられましたよ。

 

【事前に準備しておくもの】

  • 飼育ケース
  • 幼虫用腐葉土(昆虫マット・カブトムシ幼虫用)
  • 霧吹き

何匹育てるかを決めたら、頭数に合わせて飼育ケースと昆虫マットを準備します。

どちらもホームセンターで購入できます。

買いに行く時間がなければ、通販サイトの翌日配送を活用するのもひとつですね♪

 

 

 

2.準備ができたら、幼虫を探しにLet'sGo!

さて、いよいよ幼虫を探しに行きましょう!

ご近所でカブトムシの発見情報がある公園や森が狙い目です。

最近ではインターネットにも情報がありますね。

木がたくさんあって、落ち葉が降り積もり腐葉土をつくっている場所がポイントです。

歩いていると地面がふかふかする場所を、地面をじっくり観察しながら散歩してみましょう。

我が家の長男は、地面に大量に出ていたカブトムシのフンで幼虫がいる場所を当てました。

カブトムシの幼虫のフンは、特徴のあるカタチです。そしてそこそこ大きいのでわかりやすいと思います。

f:id:nanabunnogo:20191106194045j:plain(小粒の赤玉土みたいです)

 腐葉土の中に、キレイに形成されたこんなものが混ざっていたらその下に幼虫がいるかもしれませんよ~。

 

【当日の持ち物】

f:id:nanabunnogo:20191106112843j:plain

  • シャベル
  • 軍手
  • 虫かご

シャベルで幼虫を傷つけないように気をつけて掘りましょう。

幼虫は素手でさわってはいけません!軍手は必須です。

 

【幼虫がみつかったら】

希望通りの幼虫がみつかったら、日光にあたらないようにして持ち帰ります。

幼虫に日光があたると、弱ってしまいます。

また、持ち帰る際は幼虫がいたところの土と一緒に入れて持ち帰ります。

持ち帰って新しい昆虫マットのみのところに入れると、環境が変わり過ぎて弱る原因になります。

新しく準備した昆虫マットの上に、幼虫と一緒に持って帰ってきた土を重ねてあげましょう。

そして、お子さまには

「全部羽化するとは限らない。」

ということを釘を刺しておくことも重要です。

自然界でも幼虫全てが羽化することはありません。

自然界より安全な飼育ケースの中で育っても、羽化できないことがあります。

万が一のケースも伝えておきましょう。

もちろん、命を飼育する責任も伝えてあげてくださいね。

 

 

3.こんな時は要注意

飼育ケースの環境を整え、しばらくしてから幼虫が土の上に出ているようだったら要注意です!

  • マットの水分量は適切ですか?
  • マットにフンが目立っていませんか?

幼虫にとってのマットは、ベッドでもあり、ごはんでもあります。

快適なおうちにしてあげましょう。

 

 

4.さいごに

いかがだったでしょうか?

事前に準備してから、幼虫探しに行く-当たり前のことかもしれませんが、とっても大切です。

わたし自身も素人ではありますが、こどもと一緒に幼虫飼育を楽しんでいます。

皆さんの幼虫飼育ライフのはじめの一歩の参考にして頂けると嬉しいです。