ななぶんち!

子どもとの日常。備忘録。

夏休みの思い出をジオラマ標本で残す!

我が家のカブトムシ・クワガタムシ大好き小学四年生の長男。夏の間は昆虫採集と飼育に夢中になっていました。

夏も終盤になると、飼育していた生体は寿命をまっとうしていきます。

死んだ生体は、昨年は普通の標本を作っていましたが、今年は「ジオラマ標本を作りたい!」と言い出しました。

ジオラマ標本は、実際に生きていた森の中にいるような自然を再現し、そこに生体を飾るんです。

これが普通の標本よりも数倍カッコイイ!!

そこで、夏休みの自由研究にもなるし…と今年はジオラマ標本作りに挑戦しました。

その様子をご紹介します!

製作手順

それでは製作の手順です。

死んだ生体を冷凍庫へ

殺菌を兼ねて死んでしまった生体をタッパーやお菓子の箱などに入れて冷凍庫で凍らせます。

冷凍庫で凍らせる

冷凍庫に入れたら、材料を買いにいきましょう!

ジオラマ標本作りに必要な材料の買い出し

ほぼ100円ショップダイソー(DAISO)で揃えることができます。

準備するもの(写真は一例)

ジオラマ製作用

  • コレクションボックス
  • 乾燥苔
  • 昆虫飼育用の樹皮や飾り用ローレルの葉
  • 紙粘土
  • 防虫剤
  • ボンド
  • つまようじor竹串

標本用

  • 虫ピン
  • スポンジや発泡スチロール
  • カット綿やキッチンペーパー
  • 割り箸

割り箸やつまようじなどは自宅にあるものでOK!

コレクションボックスは大きさによって値段が変わります。複数匹の標本をつくるには、大きめが良いです。今回我が家で購入したのは440円の「コレクションボックス アーチワイドL型ひな壇」です。

コレクションボックスが小で尚且つ割り箸やボンドなどがご自宅にあれば、用意する材料は1000円以下でおさまるでしょう。

標本を準備する

お湯につけ、カタチを整えていきます。

いらない容器に熱めのお湯を注ぎ、割りばしなどで凍った生体をつけ解凍します。※火傷に注意

熱めのお湯に浸して解凍する

じっくりとお湯に浸します。なかなかすぐには解凍されません。

関節が動くようになったら、カット綿やキッチンペーパーなどで水気をふきとる。

その後、発泡スチロールやスポンジの上で虫ピンでカタチを整えながら乾燥させます。

カタチを整えて乾燥させる

土台を準備する

紙粘土(我が家では石膏粘土があったので、そちらを使いました)で土台をつくります。

土台を作ることで立体感が出ます♪

粘土で土台を作ることで立体感が出る

粘土はしっかり乾燥させましょう。

出来上がりを想像してから粘土を盛る

苔や葉を飾り付けて、自然に近づけていく

乾燥苔や樹皮、葉などをボンドで接着します。

ボンドを全体に塗って苔を貼り付ける

次は成体をセットしていきます。

直接ボンドを塗る大胆派

このとき生体がバラバラになってしまうことがありますが、長男が「樹皮から出てきたところにしたらいいんだよ!」と工夫していました。(赤矢印部分)

バラバラになっても工夫次第で恰好よく

バラバラになって落ち込むかな?と心配しましたが、格好良く応用していたので感動しました(親ばか)!

完成!

風通しの良い場所でしっかり乾燥させ、完成です。

2020年の夏の思い出

中心の盛り上がった部分の裏に防虫剤をセットできるスペースを作りました(^^)

防虫剤も忘れずにセット

防虫剤を置く場所は、交換しやすいように工夫するといいですね。

製作期間

最短で1週間は必要です。

紙粘土が乾くのに時間がかかることもありますし、昆虫を解凍し、しっかりと乾燥させたいので製作期間は余裕をもって取り組んでください。

さいごに

作り終えた息子は「これ(ジオラマ標本作り)、僕の趣味になるかも!」と目をキラキラさせていました。

作り終えた作品もとってもカッコイイです♪

ジオラマ標本完成!

ではでは、次回更新でお会いしましょう。
With love ななぶん

\標本作りの参考にしました↓↓↓/

P.122~124に標本の作り方が載っています!読み物と写真のバランスが◎小学生向きです(^^)